我々日本人が間違いなく直面する『大貧困化』という深刻な未来。
実は、日本は先進国の中でも貧困状態が最悪レベルの国です！
現在、日本はアメリカや中国に次いで世界第3位の経済大国でありながらも、なんと7人に1人が貧困状態です！特に母子家庭においては、その半数以上が貧困に苦しんでいます。
さらに、OECD（経済協力開発機構）加盟国35カ国中、1人親世帯としてはなんと日本が最下位なのです。
なぜこんな豊かといわれる日本で、こんなにも貧困率が高いのでしょうか？今回は既に始まっている日本の貧困化についてご紹介します。
日本の深刻な貧困レベル
まず、貧困には社会全体の中で貧困層に属する「相対的貧困」と、衣食住において金銭的に困る「絶対的貧困」があります。
日本で貧困率が高いのは前者の「 相対的貧困 」のほうです。
そして貧困率というのは、収入から社会保障費や税金などを引いた等価可処分所得（世帯の可処分所得を世帯員数で割った数値）の、平均値の半分未満の割合のことです。
簡単に言えば、一般レベルの収入の半分以下が貧困の対象という認識でよいと思います。
なお、等価可処分所得の平均値は、年間で約240万円です。
つまり、年間120万円未満しかない世帯が貧困層となります。
ちなみにこの平均値は1997年から、なんと約52万円も下がっています…。
これだけ見ても、貧困化が進んでいることがわかりますね。
また、貧困層の中で「貯蓄がほとんどない世帯」は全体の14.9％で、その中でも母子（シングルマザー）世帯では37.7％が貯蓄がほとんどないという結果になりました。
さらに「現在の生活が苦しい」と答えた人は全体の56.6％で、母子世帯ではなんと82.8％にも及んでいます。
このように日本の貧困化は現在、とても深刻な状況にあるのです。
貧困の要因とは
貧困の要因は言うまでもなく、低所得が原因です！母子世帯には生活保護制度による生活扶助費というものがあり、条件によっても異なりますが月額13万円程度もらうことができます。
ならば生活扶助費を貰えばいいのでは。と思うかもしれませんが、そう簡単には生活保護は受けられない仕組みになっているのです。
また現状、シングルマザーの雇用に対して冷たい企業が多く、平等に働く機会が与えられないという日本の社会の問題があります。
この日本の貧困問題は、貧困による少子化での人口減少、増加していく高齢者への年金制度などの崩壊に繋がる深刻な問題となっていきます。このままでは、消費税などのあらゆる税金などが今後ますます増加せざるをえません。
とはいえ、日本は世界で見ると消費税はまだまだ低いほうで、最も低い台湾やカナダでも5％です。
消費税の最も高いヨーロッパ諸国のように、25％近くまで上がる可能性は十分にあるでしょう。
また、所得の貧困は母子世帯だけではなく、若年層の低所得化も大きなウエイトを占めていましたが、近年ではこれが全世代の問題にもなってきているのです！
例えば、現在の40代の可処分所得は年々下がっており、60代の平均年収の約150万円と同水準になりつつあります。
ただし、これは40代だけの問題ではありません。
30代、20代の可処分所得は既にもっともっと低いのです！
現状、日本において所得が上がる兆候はありません。
むしろ、さらに下がっていくことは間違いないでしょう。
今後、日本はあらゆる世代が貧困にあえぐ時代、日本国民総貧困化が必ずやって来るでしょう。
まとめ
日本国民総貧困化になったら、いったい日本はどうなるんでしょうか。
コンビニの数は大きく減少し、ほぼ全ての店舗で24時間営業は無くなるでしょう。
居酒屋もファミレスも激減し、牛丼屋はたまに家族で行くような外食専用となり、ラーメンは誕生日などの記念日に食べるもの。
お寿司や焼肉は超富裕層の象徴となるでしょう。
ファッションブランドはことごとく無くなり、駅ビルもデパ地下も、動物園も遊園地もディズニーランドでさえも廃墟となるかもしれません。
現在はスマホさえあれば、あらゆることが出来るようになりました。
そんなにお金を稼がなくても、十分に満足できる生活がおくれているし、これからますます便利になって、さらにあらゆるものが必要なくなっていくのも事実でしょう。
本当にスマホさえあれば生きていける時代になるかもしれません。
ただし、スマホがあってもお金が無くては生きていくことは出来ません。
また、万が一でも日本が富裕化する時代が来たとしても、アナタも勝手に裕福になるわけではありません。
何もしないでお金が手に入ったり、給料が上がることは絶対にありえないのです！
貧困になるのも、裕福になるのも全て自分の努力次第です。
そう。
時代がどうなったとしても、そんなものは大して関係ないのです。
常に頑張って努力した者だけが報われるのです！裕福になれるのです！
今のままで満足していては将来、絶対に貧困層に属することになってしまいます。
これからは富裕層に向けてしっかり一歩ずつ努力して前に進みましょう！
