開発不可能と言われていたLED!世界の科学者が挑んだ長い長い歴史

最終更新: 9月24日


低消費電力で長寿命という素晴らしい特徴を持つLED。

現在では、あらゆる照明器具がLEDとなっています。

LEDは最も新しい照明器具だと思われていますが、実はLEDの歴史はとても長く、何と半世紀も前に開発されていました。

ただ、現在に至るまでには開発に多くの困難と長い道のりがありました。


今回はこのLEDの長い長い歴史についてご紹介します。



LEDとは?

LEDとはlight emitting diodeの略で、発光ダイオードともいいます。

発光ダイオードといえば、かなり多くの人が聞いたことがあるかもしれません。


例えば、昔のブラウン管テレビや様々な電化製品などで、電源ボタンが赤や緑に発光していたと思います。


あれがLEDで、当時は発光ダイオードと呼んでいたものです。



開発不可能といわれた発光ダイオード

発光ダイオードは、1960年代には既に暗めの赤色と黄緑色が開発されていました。 そして、70年代になると黄色の発光ダイオードが開発されました。

発光ダイオードは極めて低電力で超寿命であったため、それからあらゆる家電に使用されました。 家電の点滅色が、赤、緑、黄色という印象があるのはそのためです。

ただ、大きな問題がありました。

それは、 赤、緑、黄色以外の色をつくることが出来なかったのです。

色の三原色である、青(Cyan:シアン)、赤(Magenta:マゼンタ)、黄(Yellow:イエロー)があれば、様々な色を作り出すことができす。

ただし、世界中の開発者がどんなに挑んでも青色の発光ダイオードを作成することができなかったのです。

なんとそれから20年以上、青色の発光ダイオードがつくれないまま時が経つことになります。

青色の発光ダイオードの実現は不可能とまで言われていたほどです。



奇跡を起こしたのは日本人

そして1993年、ついに日本の開発者が青色の発光ダイオードの作成に成功したのです。 それは開発を諦めかけていたときに、たまたま青色に一瞬光っただけであったといいます。

まさに奇跡的なことでした。

そして、これは世界的な快挙でもありました。 もちろん、ノーベル賞を受賞しています。

また、この開発者はブルーレイディスクなどの書き込みに使われる、青色レーザーをこの後に開発することになります。

それから3年後の1996年、青色と黄色蛍光体の組み合わせによって白色の発光ダイオードがついに開発されました。

これにより、様々な色が作成できるようになり、あらゆる開発が一気に進むことになりました。



発光ダイオードからLEDへ

それから発光ダイオードは「 LED 」という名称となりました。そして量産化し、一般人でも購入できるくらいまで値段が下がり、液晶テレビをはじめとしたさまざまな家電製品で販売されるようになったのは2010年代のことです。

白色の発光ダイオードができてから、さらに10年以上が経ってのことです。

そしてこれは、発光ダイオードができて50年以上。まさに半世紀後のことでした。

今ではあたり前のようなLEDですが、世界中の開発者が挑んでも何十年も成し得なかった奇跡そのものだったのです。

青色LEDに挑んだ開発たちはいったい現在の光景をどのような目で見ているのでしょうか。

きっと、夢のような世界に写っていることでしょう。



まとめ

いかがだったでしょうか。

LEDは世界中の開発者の悲願であり、まさに夢の結晶ともいえるものでした。

LEDが普及してから約10年。 実はLEDはさらに進化をしています。

LEDは小さな電球のような形をしているものなのですが、これを薄いチップ型にし、より小さく、明るさも2倍となったSMD(Surface Mount Device:表面実装部品)や、LEDの何倍も明るく、発熱量も抑えたCOB(チップオンボード)というものが登場しています。

かつての開発者たちの夢は、こうやって紡がれて進化を続けていくのです。



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