Appleの販売戦略から学ぶiPhone成功の秘密とは!

更新日:6月16日

スマートフォン世界シェア第2位のApple(2021年)。iPhoneを始め、様々なスマートデバイスを販売しており、日本では現在3人に1人以上がiPhoneを利用しているほど人気のメーカーです!

でも...

実はこの人気は日本だけなんです!


世界では10人に1人程度しか使っていません。

しかもこのシェア率は日本を抜いたらさらに下がることでしょう。

では、いったい何故こんなにも世界との差があるのでしょうか?

なぜ日本だけが世界と逆なのか...

それは、Appleの高い販売戦略にあるのです。

この販売戦略の魔法に多くの日本人が虜となっているのです。

今回はAppleの高い販売戦略によるiPhoneの成功の秘密をご紹介します!


Appleの販売戦略

世界のスマートフォンシェア率は2022年3月時点で


1位:サムスン 24%(2億7200万台)

2位:Apple 18%(2億3570万台)

3位:シャオミ 13%(1億9100万台)

4位:OPPO 10%(1億3350万台)


となっています。


ですが、日本におけるシェア率はiPhoneが49.7%、Androidが50.2%(2020年時点)と2人に1人がiphoneを使用しています。


最も多いときは2014年で約70%ものシェア率となっていました。

これは世界的に見ると非常に異例なことです。


ではいったいなぜ日本だけがこんなにもiphoneのシェア率が高いのでしょうか。

それは日本人の特性に最もAppleの販売戦略がハマってしまったからなのです。


まず、Appleの販売戦略は「いかに高い利益を獲得できるか」という点にあります。

Apple社が公表している販売戦略は

『 生産コストが安い製品を高額で販売するための最高のプロモーションを行うこと。』

です。

つまり、安い商品をいかに広告やCMなどで最高の商品だと宣伝し、より高額で販売するか。ということです。

確かにiPhoneを始め、Apple製品のCMはどれも魅力的でクオリティの高いものばかりです。

これによって詳しい機種の内容も知らないのに非常に優れた商品だと思ってしまいます。

ただし実際の機種のスペックで言うとAndroidのミドルスペックの機種に最新のコアだけを入れた程度です。


それなのに、価格を高額で販売することで勝手に高級品=良いものだと信じてしまうのです。

これこそが、Appleの高いブランディング効果による販売戦略です。

そして、より値段が高いものこそが良いものだと思ってしまう国、それが日本人です。

つまり、Appleの販売戦略に最もハマってしまったのが日本だったのです。



変わってしまったApple...

Apple社の共同設立者であり、CEOであったスティーブ・ジョブズがいたころは、iMaciPodなどをはじめ、夢のようなデザインの商品を世に送り出しました。

そして、iPhoneが登場したときは、世界中がワクワクし新しい未来を体感しました。

スティーブ・ジョブズが亡くなった今、魅力的なデザイン、機能などAppleらしいものは無くなってしまいました。

いや、もはや夢のような商品は出せないといったほうが真実なのです。

iPod、iPhone、iPad、Apple Watchなど、これまでアップルの象徴的な製品をデザインしたチーフデザインオフィサー(CDO)、ジョナサン・アイブもAppleを去りました。

これはAppleがスティーブ・ジョブズが率いた「デザインファースト」の時代から脱却していることが理由だと言われています。

その結果、『生産コストが安い製品を高額で販売するための最高のプロモーションを行うこと。』という非常に残念な販売戦略を打ち出すことになってしまったのです。

2017年のiPhoneXから数年経っても、ただアップデートだけしか行われない同じデザインの商品。

耳うどん。とまで言われたAirPods

ダサすぎる3眼カメラだけが付いたiPhone11

新色追加しかできない新商品発表


もしもジョブズが生きていたならば、絶対にこんなことにはなっていないでしょう。

新製品の発表のたびにあんなにもワクワクした夢のような商品をつくるAppleはもういないのです。


iPhoneの販売価格は国によって大きく違う!

Appleの高い利益を獲得する戦略は、単純に販売価格にもあります。

実は国によっても大きく値段を変えています