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はるか昔の地球で起こっていた今よりも危険な異常現象とは!

地球温暖化や毎年世界で起こっている異常気象
いったい地球はどうなってしまうのかと思ってしまいますよね。

でも、我々人類が誕生するはるか昔の地球では、現在では全く想像できないような、もっとスゴい現象が起こっていました。

​これを見れば、現在の異常現象が大して異常ではないと思うかもしれません!

​今回は、はるか太古の地球で起こっていたヤバすぎる異常現象をご紹介します。

はるか太古の地球で起こっていた異常現象

┃現在よりもはるかに気候が暑かったころがあり、深海でも15~20℃もありました。
さらに海面も高かったので、海岸から数百kmにわたって浅瀬が続いていました。
地球全体的にも陸はかなり少なかったのです。

┃二酸化炭素の増加で地球温暖化が問題となっている現在ですが、約22億年ほど昔の地球では、二酸化炭素の濃度が現在よりも100倍も高かったのです。

┃地球の地表が全て溶岩で覆われて、地表の温度は1,000℃を超えていました。

┃空の色は青色ではなく、すべて赤色でした。

┃現在の海は、塩分のあるアルカリ性ですが、全て酸性でした。

┃自転が超高速だったので、1日は24時間ではなく、たった4時間程度でした。

┃二酸化炭素よりもはるかに酸素が多く、海も陸も全てが氷と雪で覆われた「全球凍結状態」という現象が何度も起きていました。
​氷の厚さは1,000~3,000mもあり、気温は-50~90℃という全球凍結状態は1000万年以上も続いていました。

┃地球では大量絶滅期が何度も起きています。ちなみに恐竜が絶滅したのは第5次大量絶滅期です。
また、恐竜だけが絶滅したのではありません。

直径10kmの小惑星が時速11万kmで地球に衝突したことによって、マグニチュード11の大地震、高さ300mの津波、巨大火山の噴火、猛毒の塵が地球全体を覆い、1年近くも太陽の光を遮断しました。

10年以上も大気が数百℃まで上がり、海がすべて酸性化したことによって、地球上の動植物の半数以上が姿を消したのです。

その後、回復するまでにはなんと300万年近くかかったのです。
また、人類も大量絶滅期を迎えています。

まとめ

いかがだったでしょうか。

地球では、現在では考えられないことが起こっていました。
本当に信じられないようなことばかりですね。

​これを考えると近年、世界各国で起きている異常と呼ばれる現象が大したことがないように思えてしまいます…。

​ちなみにですが、現在の地球は氷河期というのをご存じでしたか?
北極、南極に氷河があるのがその証拠なんです。

地球の長い歴史では、北極、南極に氷河があるのは当たり前のことではないんですよ。

​我々人類は今、ある程度自然を予測し、コントロール出来ていると思ってしまっています。ですが決してそんなことはありません。

​いつ、どこで我々も大量絶滅期を迎えるのかわからないのです。

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