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甘酒でダイエットは出来ない!健康に良すぎる効果を徹底解説!

更新日:2022年6月17日

甘酒は「飲む点滴」といわれるほど美容と健康に良いと言われています。

最近では、海外でも「ジャパニーズ・ヨーグルト」といわれているほど注目されています。


いったい甘酒には美容や健康効果にどれほどの効果があるのでしょうか?

甘酒で本当にダイエットはできるのでしょうか?


甘酒の優れた効果や正しい飲み方などを詳しくご紹介いたします!


甘酒は何から出来ているの?

甘酒は麹(こうじ)で作られた発酵食品です。


実は日本古来からある独自のもので、起源はなんと古墳時代まで遡ります。


主に、お米に麹菌を加えたものと、お酒を造るときにできた酒粕に甘味料を加えたものの2種類があります。


栄養成分は違いますが、米麹で作られた甘酒も、酒粕で作られた甘酒も栄養価は高く、美容や健康に非常によい飲みものです。


また、米麹を混ぜて60℃ぐらいの温度のまま一晩ほどおくだけで出来るので、古くから一夜(ひとよ)酒とも呼ばれています。


甘酒は「夏の栄養ドリンク」として、江戸時代から夏の風物詩として人々に愛されてきたのです。



豊富な種類の甘酒

甘酒には主に「米麹で作った甘酒」「酒粕で作った甘酒」の2種類があります。


この2種類には作り方の違いだけでなく、味や効果にも違いがありますよ。

また、その他にも種類があるのでご紹介します。


米麹の甘酒

蒸したお米に麹菌を入れた米麹の発酵作用を利用して作られる甘酒です。


米麹で作られた甘酒は砂糖などの甘味料を加えなくても、お米が持つデンプンの甘みが残るので飲みやすく、しかもカロリーも控えめです。


アルコール成分は全く含まれていません。



酒粕の甘酒

お酒を造る際に出る搾りカスである酒粕が主な原料です。


酒粕は酒米に発酵菌を加えてできた「もろみ」とも呼ばれています。

この酒粕に水と砂糖を加えてて作られるのが酒粕甘酒です。


ごく少量ですがアルコールも含まれています。


縁日などで一般的に飲まれているのは、こちらの酒粕甘酒の方です。


玄米甘酒

玄米と麹のみで作る甘酒です。

独特な味の癖がありますが、他の甘酒よるも食物繊維・ビタミン・ミネラルが豊富に含まれています。


紅麹甘酒

「漢方薬」ともいわれる紅麹でつくられ、ピンクの色味がある人気の甘酒です。

血行改善、血圧調整、コレステロール、血糖値を下げるなどの効果があります。


古代米甘酒

稲の原種の特徴が古代米でつくる甘酒です。

甘さは控えめで、玄米甘酒よりもさらに多くの栄養素が含まれています。


甘酒の優れた効果!

米糀や酒粕で作られたどちらの甘酒にも、健康や美容に良い栄養素が豊富に含まれています。甘酒にはとても優れた効果があるんですよ!


疲労回復効果!

酵素がお米を分解するときにブドウ糖を生成します。

ブドウ糖は、人間のエネルギーとなる代謝をアップしてくれるので、疲労回復効果があります!


さらに甘酒にはビタミンB群ミネラルアミノ酸等も豊富に含まれているので疲労回復はより最適です。


甘酒に含まれる麹菌は消化吸収を助けてくれるだけではなく、善玉菌のえさにもなってくれるので、免疫活動を活性化し、免疫力を高めてくれる効果もあるんです!


代謝促進で美肌効果!

血行と代謝を促進させる効果があるビタミンB群が豊富に含まれています。

血行が良くなると体内の老廃物も排出しやすくなります。


さらに、麹菌の酵素には抗酸化作用があり、老化予防にもなります。

ビタミンB群に含まれるビオチンには肌荒れ肌のくすみにも効果的で、皮膚・髪・爪にも必要な重要な成分なのです。


また、ビオチンは脂肪酸やアミノ酸の代謝にも必要で、人間にはなくてはならない補酵素でもあります。


このように甘酒に含まれるビタミンB群には高い美容効果が期待できます!


便秘の予防・解消!

甘酒には食物繊維と、腸内環境を整えてくれる善玉菌を増やして免疫力を高めるといわれるオリゴ糖がバランスよく含まれており、腸内の善玉菌を増やして腸内環境を整える働きがあります!


酵素が豊富!

甘酒には糀菌が生み出す30種類以上の酵素が含まれています。

酵素は脂肪を分解し、腸内環境を整えてくれるので整腸効果も期待できます。


さらに、γ-アミノ酸成分が含まれているため、高血圧にも効果的といわれています。

ただし、酵素は熱に弱いので甘酒を飲むときは60度以下で飲みましょう!


熱中症予防に最適!

甘酒には100mlあたりおよそ60mgのナトリウムが含まれています。


厚生労働省では、熱中症を予防するには100mlあたり40~80mgのナトリウムが含まれる飲みものが適している。としているので甘酒は熱中症予防に適した飲みものでもあります!



飲む点滴はどっち?

米麹と酒粕の甘酒はどちらも優れた効果があります!


甘酒は「飲む点滴」とまで言われていますが、この2種類どちらも「飲む点滴」なのではありません!


米麹の甘酒には、麹菌がデンプンを分解する際に生まれるブドウ糖を約20%も豊富に含んでいます。


このブドウ糖が疲労回復に優れた効果を発揮します!


でも、酒粕の甘酒の方にはブドウ糖はあまり含まれていないのです。

よって、「飲む点滴」なのは「米麹の甘酒」です!


疲労回復や美容効果を求めるのであれば、米麹の甘酒を購入しましょう!


甘酒の正しい飲み方!

甘酒は栄養が豊富だからといって一度にたくさん飲んではいけません!

ここでは甘酒の効果を最も高める飲み方をご紹介します。


毎日続けて飲む!

甘酒は大量に飲んだり、1度や2度飲んだ程度では効果は表れません!

甘酒に含まれる豊富な栄養素は毎日飲むことで体を補って美容や健康に効果が表れるのです。


目的に合わせた時間に飲む!

ダイエットのために食事と置き換えるなら朝に飲みましょう。

美肌効果や疲労回復が目的なら夜に飲みましょう。


1日にコップ1杯まで!

甘酒のカロリーは100gあたり約80kcalもあります。ご飯1杯分と甘酒200mlは、ほぼ同じカロリー量です。


よって、飲みすぎると簡単にカロリーオーバーしますので、1日に飲む量は200ml程度までにしましょう!



甘酒でダイエットは絶対に出来ない!

甘酒には豊富な栄養素が含まれていますが、カロリー糖質も多く含まれています。

甘酒は品種にもよりますが、100gあたり17.9gもの糖質が含まれています。


これを他の飲みものと比べると


・牛乳:4.8g

・調製豆乳4.5g

・缶コーヒ:8.5g

・コーラ:11.3g

・レッドブル:10.8g


他のどれと比べてもかなり糖質が高いことがわかりますね。


よって、甘酒がいくら美容と健康によいといっても絶対にダイエットはできません!!

甘酒を飲むだけで痩せるということは絶対にありえないのです。


甘酒は食事と置き換えて飲んだとしても、同じだけのカロリーや糖質があります。

普段の食事に甘酒を飲む習慣をプラスしただけだと、確実に太っていくので注意してください!



オススメの甘酒

飲む点滴と言われたり、美容や健康に優れているのは米麹甘酒の方です!

残念ながら、甘酒に米麹と酒粕などの種類があることはあまり知られていません。


よって、一般的にスーパーやネットショップなどで安く、多く出回っているのは酒粕甘酒の方ですのでご注意ください!


ここではオススメの米麹甘酒をご紹介します!

どれもオススメですので、ぜひ参考にしてください!


マルコメ プラス糀 米糀からつくった糀甘酒【国産米100%使用】 1000ml×6本

初心者の方には特にオススメしたいのがこれです!


アルコール0%で妊婦さんでも飲めることと、砂糖不使用なので甘酒で太りたくない人にオススメです!


甘酒はビンや缶に入ったものが多いのですが、ゴミを捨てるのが面倒になります!


この商品は大容量の紙パックタイプなのでゴミ捨ても簡単です!しかも常温で10か月も持つので未開封のものは常に冷蔵庫に入れておく必要もありません!



マルコメ フリーズドライ 米糀からつくった甘酒 【国産米100%使用】 10個セット

甘酒をずっと続けて飲んでいきたいという人にオススメなのはこれです!

フリーズドライタイプなので、小さくて軽く、どこにでも持ち運ぶことができます。


さらに、水やお湯に溶かして飲むだけではなく、他の飲み物に直接入れたり、料理やお菓子などにも薄まらずに使えるのでとても便利です!


こちらも商品も9か月間そのまま保存ができますよ!


いろいろと飲んでみましたが、マルコメの甘酒が一番美味しかったです。

信州味噌には欠かせない米糀と、発酵技術のあるマルコメだからこそできる味なのでしょう。


価格はどちらも高くはありません。Amazonでいつもセールをしているので価格が変動しています。↑のボタンからAmazonの商品ページにアクセスできるので確認してみてください!



まとめ

いかがだったでしょうか。


甘酒には豊富な栄養素がたくさん含まれています!

飲む点滴と言われたり、美容や健康に優れているのも納得ですね!


ただし、甘酒は高カロリーで、多くの糖質も含まれています。


よって、甘酒で痩せたりダイエットができるというのは間違いです!

ネットショップで購入する際は、こういった誇大広告に騙されないようにしてくださいね。


また、甘酒を購入するときは米麹甘酒を選択するようにしましょう!


栄養豊富な甘酒を生活に取り入れることで、ぜひ健康な毎日を過ごしてくださいね!


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