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ほとんどの人が間違えている納豆の食べ方!最も美味しくなる正しい食べ方

日本人の多くの人に愛されている国民食である納豆。臭いのキツい納豆は食べるのはムリ。と言われていた海外でも最近ではスーパーフードとして注目されています。

納豆の輸出量では韓国や中国のアジアを抑えアメリカが最も多く、年間でなんと約700トンも輸出されています!!スゴイですよね!

そんな納豆は日本国内においても進化を続け、最近では美味しい納豆がスーパーでも手軽に購入できるようになりました!

でも…

実は日本人でも多くの人が間違った食べ方をしているのをご存じでしょうか!!!

今回は、納豆の間違った食べ方や、最高に美味しくなる正しい食べ方をご紹介します!!

納豆が好きな人はぜひご覧ください!!

01 タレを最初に入れるのは絶対にNG!!

納豆を食べるとき、多くの人が容器の蓋をあけ、カラシとタレを入れてから混ぜていると思います。

でも実はこれはNGなんです!!!

タレは先に入れると旨味成分が減って美味しくなくなってしまうんです!!

でも、なぜ先にタレを入れると美味しくなくなるでしょうか…

それは、納豆表面に付いている納豆菌がタレで落ちてしまうからなんです!!

納豆には混ぜる前によく見てみると、白い膜がついていますよね。

これを「被り(かぶり)」と呼びます。

この被りには旨味の元となる多くのアミノ酸などが含まれており、納豆菌の層となっています。

さらに、膜ではなく白い塊になっている部分は、チロシンというアミノ酸が固まってできた結晶なんです。

チロシンには疲労回復や集中力がアップする効果があります。スゴイですよね!

ちなみにタケノコ内部の溝に白く固まっているのもチロシンです。

これを勘違いして洗って落としてしまう人がよくいるので絶対にやめましょう!!

納豆に先にタレを入れてしまうと、この被りが剥がれてしまい、納豆をかき混ぜることで増えるグルタミン酸という旨味成分の量が減ってしまうのです。

つまり、納豆にタレを入れてからよくかき混ぜるというのはNGなのです!!

納豆はよくかき混ぜてから、タレやからしを入れると最も美味しくなるのです!!

これはおそらく多くの人が間違えていることでしょう。
実は私もそうでした。初めて知ったときは衝撃でしたね…。

ちなみに、タレを先に入れる方と、後に入れたほうで比べてみましたが全く異なりました!後に入れたほうが全体的にふんわりするので、ぜひ試してみてくださいね!

02 粒納豆とひきわりのどちらが美味しいの?

一般的な粒の納豆は糸引き納豆と呼ばれ、細かくなったものをひきわり納豆と呼びます。

ひきわり納豆は、納豆を細かく砕いたものではなく、大豆を砕き、皮を取り除いた後に納豆菌をつけて発酵させたものなので、表面積が広がる分、発酵による栄養価や旨味の成分が多くなるので糸引き納豆よりも旨味を強く感じられます。

よって、納豆はひきわり納豆の方が美味しいのです!!

03 熱々のご飯にかけるのは絶対にNG!!

納豆菌は最強の菌とも言われ、枯草菌(こそうきん)という田んぼや畑、枯草などに存在している菌の一種です。特に藁(わら)に多く生息しているので、納豆にはよく使われています。

藁納豆が有名なのもこの理由なんですね!!

ちなみに納豆菌は芽胞(がほう)と呼ばれる殻(胞子)をつくります。

芽胞は乾燥や熱にとても強く、天日干しでも真空状態でも生き残り、マイナス100℃〜100℃の環境にも耐え続けることができるんです!

また、pHが低い酸性の条件でも耐えることができるので最強の菌だと言われているのです!

この芽胞のおかげで、食べても胃酸によって死ぬことなく生きたまま腸に届くので、腸内環境を整えてくれるのです!!

本当に納豆菌てスゴイですよね!

さらに!納豆菌は大豆のたんぱく質を分解しビタミンなどの酵素をつくります。

その酵素の中に含まれるナットウキナーゼというものがあります。

ナットウキナーゼは分解の酵素と呼ばれており、脳梗塞や心筋梗塞などの原因にもなる血栓を溶かし、血液の流れを正常にすうという働きがあります!

そのほかにも血液を下げる効果もあり、日本人が長寿であると言われている理由の1つに、この納豆という食文化にあるのです!!

ただし!!

このナットウキナーゼは最も熱に弱く、50度を超えると活動出来なくなってしまいます!

よって、炊き立てのご飯(約100度)や、保温状態(60~70度)のご飯でも、納豆をかけてしまうことで、ナットウキナーゼの働きが完全に失われてしまうのです…

よって、納豆を熱々のごはんの上にかけて食べるのは絶対にNGなのです!!

もちろん、納豆味噌汁、納豆天ぷら、納豆チャーハンなど熱が入る料理はすべて納豆の効果は得られないので健康にはなりません!

04 納豆を冷やしたまま食べるのはNG!

納豆に含まれる酵素は40度前後が最も増えやすく活発になります!

つまり、納豆を食べるときは冷蔵庫から出してすぐに食べるのではなく、少し常温に置いておいてから食べる(よく混ぜる)のが最も効果的とされています!

05 納豆を朝に食べるのはNG!!

ナットウキナーゼは食後、4時間ほどで効果を発揮します。
さらにその作用は8~12時間も持続します!

一般的な心筋梗塞などの治療に使われる薬の血栓を溶かす効果は、およそ4~20分程度です。

つまりナットウキナーゼは一般の薬よりも約25倍以上の血栓溶解効果があるのです!!

また、人間の血栓ができやすい時間帯は深夜から早朝とされています。

これは、睡眠中は血圧が下がって体内の血液の流れが悪くなるためと、汗によって水分不足となり血液がドロドロになります。

そして起床時に血圧が上がって血液量が増えることによって、血管が詰まりやすくなるためなのです。

ちなみに寝る前に水を1杯飲みましょう。というのはこのためですね!

つまり、納豆は夜に食べた方が脳梗塞などの予防に最も効果的なのです!

06 納豆の最高に美味しい食べ方!

いかがだったでしょうか?

納豆の旨味や効果を最大限に活かす、最高に美味しくなる食べ方をまとめるとこうなります!

  1.  ひきわり納豆を選ぶ!
  2.  なるべく常温にする!
  3.  よく混ぜてからタレとからしを入れる!
  4.  温かいごはんにはかけないで別々で食べる!
  5.  夜に食べる!

私は今まで、納豆は朝ごはんで、タレとからしを入れてからよく混ぜて熱々のごはんの上にかけて食べていました…

でも、これが全くの間違いだったとは衝撃でしたね…。
おそらく多くの人が同じ食べ方をしていると思います。

納豆はただ美味しいだけではなく、健康やダイエットにも優れた効果があります!!

しかも安いので最強の健康食品ともいえるでしょう!

みなさんもこれからは最高に美味しく、最も健康に効果的な食べ方で納豆を食べてくださいね!

07 私がオススメする最高に美味しい納豆!

最後に私がこれまで100種類以上は食べてきた中で、1番美味しい納豆をご紹介します!!

スーパーなどで購入できる中で最も美味しいのはこれ!

▼雪誉(ゆきほまれ)

北海道産の大豆ユキホマレを使った納豆で、何といっても大粒なのが特徴です!

この大粒の食感と豆1つ1つの濃厚な味がたまらないのです!

この雪誉は全国納豆鑑評会優秀賞など、数々の賞を受賞しています!

他の市販されている納豆とは比較になりません!
私はいつもこの雪誉を酒のつまみとして単品で食べています。

オススメは、タレを半分だけ入れることです!タレはご飯にかけて食べるように濃いめの味になっているので、量を半分にすることで大豆の旨味もしっかりと感じることができます!

最近ではスーパーでもよく見かけるようになったので買いやすいと思います。
3パックで110円くらいなので高くもありません。本当に美味しいので是非食べてみてくださいね!

ネットショップで買える最高級に美味しい納豆!
普通のスーパーなどでは買えない最高級の納豆をネットでいろいろ購入して食べた中で衝撃的な美味しさだったのはコレです!

▼文志郎の鹿角納豆

この鹿角納豆(ろっかくなっとう)は、鹿角霊芝の納豆菌で発酵させた、洞爺湖サミットでも採用されたという日本最高級の納豆です!!

サミットには最高に美味しく、厳選されたものしか絶対に出されません!
よってこれは納豆の中でも最高に美味しいものであるはずだと思い購入したのです。

最高級といっても、価格は1パック(2個)で700円前後とそんなに高くはありませんでした!

この鹿角納豆は通常の4倍高い北海道のトヨコマチ大豆を使用し、噛むほどに甘さとまろやかさが際立ちます。
粒が大きくて1粒1粒にコクがあります!

たしかにサミットに出されるだけあって別格に美味いです!

納豆のくさみは無く、天然木の経木(きょうぎ)で包まれているので木の香りがたまりません。
これはもうゆっくりと味わいたくなる贅沢な一品です。

こちらもタレはほんの少しだけにして納豆自体の旨味を堪能してみてください!!

納豆好きな人は絶対にこの鹿角納豆を1度は食べてみてください!

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