top of page

地球温暖化の原因である二酸化炭素は分解できないの?

地球温暖化イメージ

暑いです...


もぅ毎日、毎日暑くて何もする気になれませんよね。


こんなにも暑いのは日本だけではありません。実は世界中で異常気象が発生しているんです。


アメリカのデスバレーではなんと最高気温54℃を突破したそうですよ。

それでも住んでいる人がいるんですからスゴイですよね。


南太平洋に浮かぶツバルという島国では、海面上昇によって既に街中にまで海水が入り込んいるという深刻な状況で「世界で一番最初になくなる国」と言われているんです。


この異常な気温になっている原因は「地球温暖化」です。


世界中で排出している二酸化炭素などによる温室効果ガスが増え続けていることによって地球の気温はどんどん上がり続けているんだそうです。


ならばいっそのこと...


二酸化炭素を直接分解しちゃえば良いのに!


って思いますよね。


でも実際にそんなことはどの国でもやっていません。


そこで今回は二酸化炭素は分解できるのか?を調べてみました。


すると、何とスゴイことがわかったんです!

ぜひ、ご覧ください!

目次

01.二酸化炭素は分解できるの?

02.人工光合成ってなに?

03.人工光合成の課題

04.現在の私たちができる地球温暖化対策!


01.二酸化炭素は分解できるの?

二酸化炭素発生イメージ

二酸化炭素は完全に酸化されて安定しているため、変換させるには非常に大きなエネルギーが必要で、高温、高圧、水素などの還元剤を使用しなければなりません。


よって、二酸化炭素を分解することは経済的な面で非常に難しいんだそうです。


たしかに先進国以外では難しく、世界中で実現出来なければ地球温暖化は改善できませんよね...


実は、近年の日本では「人工光合成」という、二酸化炭素(CO2)を資源に変えるという夢のような技術が開発されているんです。


この「人工光合成」が地球温暖化を止めることができるかもしれないというものスゴイ技術なんです!!



02.人工光合成ってなに?

光合成イメージ

人工光合成は、太陽光エネルギーによって水から水素を分離し、二酸化炭素を使用してプラスチック等の原料にする技術です。


そんなこと本当に出来るの?って思ってしまいますよね。でも、実際に実現出来ているそうです。


それでは人工光合成の仕組みを見てみましょう!



■人工光合成の仕組み

1.太陽光と光触媒を使用して、水を水素と酸素に分解します。

⇒このときに二酸化炭素が発生しないいうのもスゴいポイントなんですよ!



2.分離した水素を二酸化炭素と反応させてオレフィンを製造します。オレフィンはプラスチック等の原料になります。



つまり、簡単に言うと太陽エネルギーと水と二酸化炭素からプラスチックの原料をつくれてしまうんです!


しかも人工光合成は地球温暖化対策だけでなく、経済を回すことが可能です。


さらに世界中のどこでも製造可能なので、この技術が完成すれば一気に世界中に広がって二酸化炭素を減らすことが出来るんです!


本当に素晴らしい技術ですよね!


これが日本で開発されているなんて本当に誇らしいことです。




03.人工光合成の課題


人工光合成は素晴らしい技術ですが、まだまだ課題があるんだそうです。



1.実用化へのコスト問題

現在ではまだ研究段階です。これが実用化されるためには設備費用が膨大に掛かります。

量産されるまでには小型化やコスト縮小などの問題があり、まだまだ時間は掛かると言われています。



2.人工光合成に必要な光触媒の耐久性アップ

人工光合成には光触媒という絶対必要ものがあります。光触媒は水の中で太陽光を常に吸収させるので劣化や腐食がしやすいんだそうです。


よって、光触媒の耐久性を上げることが実用化への課題となっています。



3.水素と酸素の混合ガス問題

人工光合成の過程で水を分解する際に、水素と酸素の混合ガスが発生します。


このガスによる火災や爆発といった危険性があるのでより安全な分解方法を確立しなくてはならないんだそうです。



4.広大な土地が必要

現在の技術だと施設を設置するために数100~数1,000㎡単位の土地が必要なんだそうです。


よって、都心部などで施設を造るのは難しいのです。


04.現在の私たちができる地球温暖化対策!


「人工光合成」という技術が私たちを地球温暖化から救ってくれることがわかりました。


ですが、実用化されるまでにはまだまだ時間が掛かります。


よって、今大事なのはやはり私たち1人1人が地球温暖化対策を行うことです。


地球温暖化対策で最も効果的なのは二酸化炭素などの温室効果ガスの排出量を減らすことです。


とはいえ、エアコンを使わないということはもうムリでしょう...

それ以外に私たちが出来ることをまとめてみましたよ。


・なるべく照明を付けない

・電球などの照明は発熱しないLEDに変える

・使わない電気製品はコンセントからプラグを抜く

・ガソリンを使用する車などの乗り物を使用しない

・100%電気自動車を買う!

・ビニール製の買い物袋を使わない

・家に小さくても良いので植物を置く

・太陽光発電や太陽熱温水器を購入する

・節水も温暖化対策に繋がります

・大豆などの代替肉を食べる


また、石油や石炭などの化石燃料を使用せず、太陽光や風力、バイオマスなどの再生可能エネルギーを使った電力会社に切り替えることも地球温暖化防止に大きく繋がります。


実は再生可能エネルギーを使用したエコな電機は世界中で増え続けておるんですよ。


例えば「東京ガス」ではガスで有名ですが、ガスだけではなく太陽光や風力発電などの再生可能エネルギーによるCO2排出量実質ゼロの「さすてな電気」という電力サービスも実現しています!


CO2排出量ゼロってスゴイですよね!


■東京ガス【さすてな電気】
さすてな電気イメージ

>>東京ガスのさすてな電気のホームページはこちら


他にも地球温暖化対策を行っている企業はたくさんありますよ。そういった企業のサービスを利用することも温暖化対策に繋がります。


もはや日本ではすでに1年の半分が近くが夏になっています。

このままだと春と秋が無くなってしまいます...


少しでも地球温暖化を止めましょう!


bottom of page