何故トイレットペーパーはすぐ不足になるの?その原因を徹底調査!
更新日:6月17日

新型コロナウイルスの感染症や災害などが発生すると、日本ではすぐにトイレットペーパーが不足しますよね。
でも、本当にトイレットペーパーは生産できないんでしょうか?
結局は、そういった噂のせいで買えなくしているだけじゃないのでしょうか...。
というわけで、今回は本当にトイレットペーパーが不足になるのか、原料や生産、不足になった理由などを徹底調査しました!
いつ起こるかわからないトイレットペーパー不足。その真実をぜひご覧ください!
トイレットペーパーの原料は何?
トイレットペーパーやティッシュペーパーの生産には木材チップが主に使用されます。
新型コロナウイルスなどの世界的なパンデミックや災害が発生すると、主な生産国であるカナダなどは、流通の影響で木材チップなどの輸出が出来なくなります。
よって、原料不足によってトイレットペーパーやティッシュペーパーの生産は減少します。
ですが、日本のトイレットペーパーの原料の8割以上は国産です。
残りの2割は、北米と南米が8割弱を占めています。
よく中国からの輸入が多いと思われていますが実は中国は圏外なのです。
よって、海外で災害などの影響で流通が止まっても、日本ではトイレットペーパーは不足になることはありません。
何故トイレットペーパー不足になったのか。
主に国内生産なので、日本国内で何かが起きない限りトイレットペーパーは不足にならないことがわかりましたね!
では、各地で買い占めが相次いだとき、トイレットペーパーを製造していたメーカーはどんな状況だったのでしょうか。
トイレットペーパー日本一の生産地である静岡県富士市では、日本の生産量の約3割を占めています。
富士市のとあるメーカーでは、常に24時間フル稼働で製造して全国に出荷しているそうです。さすが日本一ですね!
新型コロナウイルスで混乱が生じたとき、倉庫にはなんと1億ロールほど在庫があったそうです。
在庫量としては十分な量だったそうです。
しかも!
原材料不足ということもなく、生産量も変わりがなかったそうです!
トイレットペーパー不足の原因!
生産量も在庫も充分だったのに、何故店頭では実際に商品不足になったのでしょうか。
それは生産が問題ではなかったのです。
原因は『 配送 』が追い付かなかっただけなんです!
トイレットペーパーは単価が安いので、輸送のコストを極力下げる必要があります。
そのためトラックには1回の運送で、出来るだけ大量に運ぶ必要があるのです。
よって、トラックの台数を増やすと経費、物流コスト、人件費が大きくかかってしまうので配送量を増やすことが出来なかったのです。
さらにトイレットペーパーは大きいので、店舗側としても倉庫に在庫を多く抱えることができません。
つまり、トイレットペーパー不足の原因は流通量よりも消費量が上回っただけだったのです。
また、残念ながらメディアはこの真実を知っていながらこの情報を発信することはありませんでした。
日本のメディアは話題になることは発信しますが、話題にならないようなことは発信しません。
こういったメディアの情報によってトイレットペーパー不足は発生したのです。
トイレットペーパー不足の調査結果!
感染症や災害が発生したらトイレットペーパーは本当に購入できなくなってしまうのでしょうか。
今回の調査の結果の答えとしては
「トイレットペーパーはいつでも購入できる!」
でした。
メディアに騙されず、いつも通りに購入していれば無くなることはないのです!
これで安心できましたね!
これからのオススメ対策!
ただし、今後もトイレットペーパーの買い占めは発生してしまうでしょう。
特に災害はいつ発生するかわかりません。
よって、これからは常に多めにストックしておく習慣を付けましょう!
これまでのトイレットペーパー不足では、噂が落ち着いて店頭で普通に購入できるまで約2か月です。
また、トイレットペーパーを使用する量は平均で「1人あたり1週間に1ロール」程度なんだそうです。
つまり、1人あたり常に10個もストックがあれば問題ありません!
これからはトイレットペーパーの在庫を計算しながら購入しましょう!
でも...